126年の歴史と総面積1.4万ヘクタールのサトウキビ畑を所有し、Ingenio Valdezとして知られるCompañia Azucarera Valdez社において近代化プロセスが展開されています。製糖工場では、現在の日毎9千トンの生産量をほぼ倍増させることを目的とするWEGオートメーションのソリューションが6月までに完備されます。エクアドルのミラグロ市に所在する同製糖工場は国内砂糖市場の33%を占めており、現在、3千人以上の従業員が働いています。
自動化が従来の粉砕機を代替
従来の粉砕機に代わるUni-Systemsサトウキビ・ディフューザ用の管理戦略を受け持つWEGのCCMパネル(モーター制御センター)の設置により、Ingenio Valdezは、データを収集するために農耕地に分布されたネットが装備され、製糖工場区域におけるデジタル処理を行う集中制御室と化した新しい現実に生れ変ります。このディフューザは近代的なサトウキビ処理技術であり、WEGオートメーションのサポートによって、廃止された粉砕機のタンデム2基で生産されていた9千トンに対して日毎1.4万トンまでの処理が可能になります。自動化は電力と原料の節約も可能にします。WEG社のアルコール・エタノール・プロセスの専門家Marcos Mesquitaによると、今回の供給は製糖専門企業に向けた新しい市場の開拓を意味します。Edgar Sandoval技師は、「厳格な品質基準に基づいて開発されたWEGオートメーションのソリューションによって実施されるディフューザ制御は、抽出される液体の品質とサトウキビ前処理の能率と密接に関係しています。」と語り、また、「このプロジェクトは電気的抽出プロセスに関するあらゆる変数の管理性を向上させます。Ingenio Valdezにとっては大きな前進です。」と強調します。
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