サトウキビは甘いエネルギー源です。しかし、この植物が持つ全ての可能性を利用するために、サトウキビは一層技術的なプロセスが要求される変換工程を通過します。デウ・チラ農業プラントでは、サトウキビの利用に必要なエネルギーはWEG社の発電機とパネルによって保証されます。

ペルーのデル・チラ・プロジェクトはWEG社の発電機、パネル、制御盤、自動化システム(プラントの監視・管理システム)で構成されており、ブラジル・ユニシステムズ(Uni-Systems do Brasil)を介したコンプリートな供給です。これらの製品は2008年10月に納入され、今年9月には全ての設備が稼動を開始します。

この納入はブラジル国外におけるプラント全体の初納入であり、WEG社の持つ技術と実績が同事業の成功に貢献しております。弊社にとって、このプロジェクトへの参加は砂糖アルコール分野における更なる知識とコンタクトを付加することでしょう。ブラジル・ユニシステムズは既にWEG社のパートナーであり、アメリカ大陸における大手圧搾製造業界にトレードマークを普及させております。

デル・チラ・プラントにおける一日の生産能力はアルコール30万リトルであり、15MVAの電力が発電されます。砂漠地帯であるピウラ郡スラナ地区に所在する同企業は、サトウキビ栽培に滴下灌漑を使用することで、植物が必要とする適量の水と栄養分を確保しております。このプラントは、将来、ペルー市場で供給されるガソリンに混合するためのアルコールを生産する最初のプラントです。