WEG 社は、2001年に締結された特定契約に基づいて、セメント・コンクリート、製紙・パルプ、鋼鉄、濃縮柑橘等、多様な工業分野で活躍し、ブラジル最大級のコングロマット、ヴォトランチン・グループの各設備に対してドライブおよびモーター制御センター(CCM)を始め、低圧(BT)および中圧(MT)モーターを供給している。WEG社の技術販売アナリスト、ロベルト・カルロス・コンチーニ氏は「契約の更新によって、この良好なパートナーシップは2012年まで延長される」と説明する。

同ホールディングに向けたWEG社の最新活動には、国内全土に配置される変電所8基の建造が含まれ、約4,500万レアールの投資となる。ヴォトランチン・セメントに対しては、69および138kV、出力範囲が7.5~30MVAのユニットで構成された変電所6基を納入し、1基は既にセアラ州ペセン市で稼動しており、新製粉工場へ電力を供給している。他の設備はバイア州アラツー市、 トカンチンス州シャンビオバ市、ロライマ州ポルト・ヴェーリョ市、サンタ・カタリーナ州ヴィダウ・ラーモス市、リオ・グランデ・ド・ノルテ州バラウーナス市の工場に設置される。WEG社の変電所事業センター契約コーディネータのクレベル・サルトリ氏は、「これらの変電所は、現在、設置段階に入っており、アラツーおよびシャンビオバは今年中に通電し、他の設備は2009年末以前に稼動を開始する」と説明する。「お客様の所在地が何処であっても、埋め立て工事を始め、変電所の建造、そして変電所を通電した状態でお渡しします(ターンキー)。」と付け加える。

大手2社の良好なパートナーシップの証として、WEG社は更にヴォトランチン金属向けに138および230kW 、出力30および180MVAの変電所2基を建造中。これらは、リオ・デ・ジャネイロ州バーラ・マンサ市、ゴイアス州ニケランジア市に所在するプラントへ納入されるもので、第1基では通電の準備が完了しており、残る1基は今年中に稼動する予定である。