国内で最大級の食品産業であるCargill社はWEGのソリューションを使用してエネルギー効率に投資しています。同企業は年初に大豆コンビナートに属するPR州Ponta Grossaのユニット(大豆及び他の油性穀物の購入、取引、加工を実施)においてボイラーの電動機にWEGの周波数インバーター2台を設置。WEGサービスのGilmar Weidner氏によると、実施されたエネルギー効率化に向けた作業は予想通りの結果が得られており、「顧客は毎月、品質を維持して生産しながらエネルギーを節約する目的を達成しています。」と語る。
昨年、WEG社はCargill社と共同でエネルギーの節約、オペレーションの合理化、消エネの評価と新製品応用技術によるプラントの最新化を図る最良の方法を検討し、テストしました。現場調査によって、送風機モーターにおける出力の見直し、200馬力及び60馬力の送風機モーター用周波数インバーターの設置、システムの自動化等、改善可能な箇所を発見することができました。インバーターを使用することで機械的ダンパーを排除し、機器の生産プロセスを向上することも可能となりました(下記の実績を参照)。上記の改善以外に、Ponta GrossaのCargillにおいてボイラーの電動機2基がW22プレミアム電動機と交換されます。調査では、この交換が完了した折には利益が更に増加することが明らかになりました。
60馬力の電動機でのエネルギー効率の結果:
‐37 kWh節約。
‐予想される年間節約電力:144,607 kWh。
‐投資の回収:11ヶ月間。
‐電動機+周波数インバーターによるエネルギーの節約:R$ 26.078,60/年間。
‐電動機+周波数インバーターに関する投資額:R$ 22.000,00。
200馬力の電動機での応用技術の結果:
‐48 kWhの節約。
‐予想される節約電力:509.416 kWh/年間。
‐150馬力、W22電動機への出力見直しによる投資の回収:7ヶ月間。
‐電動機+周波数インバーターによるエネルギーの節約:R$ 76.412,51/年間。
‐電動機+周波数インバーターに関する投資額:R$ 42.000,00。
エネルギー効率の新法律
W22プレミアム電動機は、2010年1月に施行されるエネルギー効率に関する新法律に適合済みです。同電動機は、高能力、信頼性及び低運転コストを保証します。この製品は低騒音と容易な保全性を含め、特に電力の節約において優れたコスト・パフォーマンス比を提供します。